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健康畳店会とは

より快適な健康住宅を目指すネットワーク「健康畳店会」

設 立

平成9年10月

会員数

約1,000店
約190店(ハウスメンテナー取得者)
約170店(乾燥機 設備店)

設立主旨

健康畳店会は「健康」をテーマに畳を取り巻く環境に、深い関心のある全国各地の畳店が集まり、畳業界活性化を志向した、先見性のある有志の同志的結合によって設立いたしました。
当会は「健康住宅アドバイザー資格制度」を運用する「日本健康住宅協会」に事業会員として部会入会しており、他の住宅関連企業と協力し合い「健康住宅」を目指し研究・活動しています。
又、この会では「健康」だけでなく「高齢化」「ファッション化」といった畳の新しい可能性に対して積極的に取り組み、企画・開発及び情報提供して行きます。
今後も「勉強の場」「実践の場」「交流の場」を提供し、緩やかで開かれた会として活動して行きます。

設立目的

①畳店が生き残る為の勉強の場・交流の場を提供する。
②健康志向の付加価値商品を提供し、畳店の利益UP商品を企画・開発する。
③活動を通じて 畳 及び 畳業界のイメージアップに努める。
④消費者の求める畳の開発・提案

主な活動

①共同のPR活動(建築・建材展等への出展)
②勉強会・見学会・交流会の開催(活性化セミナー、研修会等)
③情報提供(FAX情報サービス、KTT-MLメーリングリスト・HP運営、フェイスブックページ運営)
④畳性能試験の実施
⑤販売促進品の企画・開発・提供 etc

事務局

東海機器工業(株)内
〒485-0051 愛知県小牧市下小針中島1丁目150-1
TEL:0568-68-7111 FAX:0568-68-7011

健康畳店会からのメッセージ

たった一間の

和室なら畳に

こだわってみませんか?

畳は健康な

住まいの

バロメーターです

住まいに

「季語」を

取り戻しませんか?

最近の新築住宅はフローリングが主流で、畳の間、畳のスペースが減少しております。そこで「畳」を見なおしてもらい、「畳のある生活提案」をすることを目的に、「健康畳店会」を設立しました。「健康」「高齢化(バリアフリー)」「ファッション化」というテーマを設け、勉強会の開催、製品開発、情報発信活動等を行っています。 健康畳店会で作成し会員を通じ配布させていただているリーフレットも、一般消費者の方々だけでなく、住宅を供給する側の方々にも畳を知っていただく為に作ったものです。畳の特性、手入れの方法、様々な畳の種類等を紹介したもので、著名な先生方のお力添えもいただきました。「今更、畳?」日本人なら「畳」を知らない人はいないのに、「畳のこと」を知っているか?となると、意外にも知られていないのが実情です。そのため、健康畳店会では各種展示会に積極的に参加し、様々な情報発信をしております。 

畳の部屋が減少した原因を「洋風化」とする向きもありますが、玄関の上がり框で靴を脱ぐ清潔好きな日本式の住宅生活は変わっていません。むしろ「用途別個室化」によって畳の部屋が減っていると考えた方が良いと思います。畳の間は様々な用途に使えるのが特徴です。客間、食堂、一家団欒の居間、寝室にも、病気の時の隔離部屋にも使うことができます。また儀式の時、多人数でも使えるのも特徴です。ですから用途別個室化の中で、何の時でも使える多目的スペースの畳の間は貴重な存在になり、スペース的にも もう少し大きい方が良かったと後で気づくのでしょう。健康畳店会では、そんな客間にも使う畳の間なら、畳にこだわって良いものを使っていただけるよう提案しています。 

住宅構造の変化で天然素材は姿を消し、生活習慣にも大きな変化があり、女性の社会進出と共に春と秋の風物詩であった大掃除が姿を消しました。その為、手入れ不要の素材が求められる様になりました。手入れを簡便化、或いは不要にする為に様々な化学物質依存になり、シックハウスの原因になってしまいました。健康畳店会でも、これらの問題解決の為に、知識を得る為の勉強会と推奨商品の開発に力を入れています。旭硝子の「ダニシラズ」は、通気性のあるメッシュの細かな不織布に分解揮散しないホウ素系化合物を担持させた防ダニ材です。吸放湿能力を補填する活性炭シート等を、また大掃除の時にやっていた畳干しを行う畳乾燥機も提供しております。 

日本の住宅を襲っているのは、「湿害」と言われるものです。ダニ、カビ、シロアリ、結露、腐朽は過度の湿気によって巻き起こされます。残された天然素材である畳の湿気を提起的に測定することで、住宅の健康診断をし、貴重な財産である住宅が湿気の害に犯されていないかどうか?チェックすることができます。

  • 福祉介護・ペット共生住宅向けの「洗える畳きらり」

  • 四季を演出、簡単模様替えの「和室七変化」

  • 畳のクッション性・やさしさを追求した「高反発衝撃吸収畳ふわふわ」

  • 今流行の「縁無畳さやか」

  • 収納問題も解決する「畳コーナー収納ユニット楽座」

  • 安全性を配慮した機能シート等

畳が減った原因は、消費者のニーズ把握を怠ったためであり、先人の遺産である『畳』人気の偉大さに胡坐をかき、新しい需要を創造する製品開発と提案をしなかったのも大きな要因と言えます。「消費者の求めている畳」は何か? 健康畳店会では、様々な畳を考案、暗中模索をしていますが、「消費者の求める畳」を開発、或いは畳の良さを理解してもらい、『畳復活』を畳業界の手で成し遂げねばなりません。「健康畳店会」はそのための有志の会でもあります。

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